排卵チェッカー(排卵検査薬)で陽性反応が出た場合、一般的には”排卵が近い(24~48時間以内)”と推定されますが、必ずしも「確実に排卵が起こった」ことを保証するものではありません。
排卵検査薬は尿中の黄体形成ホルモンLHの急上昇(LHサージ)を検知し、排卵を予測する仕組みです。検査薬が陽性なら、排卵が近いと推測できますが、まれにLHサージがあっても排卵が起こらない(無排卵周期)場合もあります。
確実に排卵が起こったかは他の方法(基礎体温や医療機関での検査)で補う必要があります。基礎体温は二層になっており、高温期日数が12日~14日あれば、排卵があると言われています。
もし高温期入りに日数がかかり、高温期が10日間未満でしたら、黄体機能不全でいい卵を作れない、卵子の発育が悪いと言われています。もし高温期の体温が低いまま生理が来る場合は、無排卵周期の可能性が高いです。
特に48歳で妊娠を希望される場合は、早めに産婦人科医に相談し、卵巣機能やホルモン状態を総合的に評価されることをおすすめします。