精子の生存時間ですが、膣内では通常数分から数時間しか運動していませんが、排卵期の頚管粘液や子宮・卵管内では平均3日ぐらい、まれに約1週間生存していると言われています。そして精子の高い受精能力は48時間だと言われています。48時間を境目にだんだんと能力が落ちていき、4日目以降はほぼ受精できなくなるそうです。
今回のように排卵より2日~2.5日前でも妊娠の可能性はあると思います。
そして産み分けゼリーを使用することによって、希望しない性別の精子の活動量が制限され、産み分けの成功率を上げます。当然ながら女の子用の産み分けゼリーを使うと結果的にY精子の活動量を下げてしまうことにつながります。これにより妊娠率が下がる可能性もあります。
タイミング法による産み分けは限界があります。産み分けを考える場合、排卵期にタイミングの回数が減り、タイミングの日(時間)をずらしたりすることで、妊娠率は下がります。
妊娠率を優先するか、妊娠率が下がっても産み分けを最優先にするか、難しい選択になりますが、ご夫婦で相談して決めたほうが良いと思います。