①もし仮にこのまま排卵が起こらなかった場合、生理まで低温が続きます。
②排卵から基礎体温が上がるまでに何日(4~5日)かかるケースもあります。この場合、低温期最終日は排卵日と見なしますので、妊娠率を高めるには、安定な高温期になるまで1日おきのタイミングをおすすめします。
そして、排卵検査薬は陽性反応が出ても実際に排卵しないことがあります。
排卵検査薬はLHサージ(LHホルモン急上昇)を検知し、排卵日を予測する仕組みです。しかし、たとえ陽性反応(LHサージ)があっても何らかの原因(ホルモン分泌乱れ、黄体機能不全、軽度排卵障害など)で排卵が遅れたり、排卵しないことがあります。
本当に排卵があるかどうかについて、基礎体温から検証できます。
下記3つの条件を満たせば排卵があると言われています。
◎低温から高温へ1~2日以内に移行します(排卵検査結果は陽性反応から陰性反応に戻った後1~2日で高温期に入ります)
◎高温期と低温期の差が0.3~0.5度です。
◎高温期が12~14日間持続します。妊娠する場合高温期が続き、妊娠しない場合は生理が来て低温期に入ります。
もし高温期入りに日数がかかり、高温期が10日間未満でしたら、黄体機能不全でいい卵を作れない、卵子の発育が悪いと言われています。もし高温期の体温が低いまま生理が来る場合は、無排卵周期の可能性が高いです。
今後の体温を見ないとはっきり判断できませんが、実際の排卵状況を把握するため、基礎体温の計測をおすすめします。