9月周期では、排卵検査薬はくっきりの陽性反応が出ていて、ベストタイミングもとれたと思います。
排卵検査薬はLHサージを検知し、排卵日を予測する仕組みです。しかし、たとえ陽性反応(LHサージ)があっても何らかの原因(ホルモン分泌乱れ、黄体機能不全、軽度排卵障害など)で排卵が遅れたり、排卵しないことがあります。
本当に排卵があるかどうかについて、基礎体温から検証できます。
下記3つの条件を満たせば排卵があると言われています。
◎低温から高温へ1~2日以内に移行します(排卵検査結果は陽性反応から陰性反応に戻った後1~2日で高温期に入ります)
◎高温期と低温期の差が0.3~0.5度です。
◎高温期が12~14日間持続します。妊娠する場合高温期が続き、妊娠しない場合低温期に入ります。
もし高温期入りに日数がかかり、高温期が10日間未満でしたら、黄体機能不全でいい卵を作れない、卵子の発育が悪いと言われています。もし高温期の体温が低いまま生理が来る場合は、無排卵周期であった可能性が高いです。
このように排卵遅れ、無排卵周期の可能性があるので、今後のため、排卵検査薬だけではなく、基礎体温の計測をおすすめします。
また、妊娠率について、30代の健康男女の妊娠確率は20%~30%であると言われています。生理周期が安定し排卵も問題なく、且つタイミングがあっても、平均3、4周期で妊娠できるのは一般的です。条件は揃えない時は、もっと時間がかかります。産婦人科の先生によりますと、妊活してから半年~1年間で妊娠できれば良いほうだそうです。
妊活は大変だと思いますが、焦り、ストレスは妊娠の大敵なので、なるべく大らかな気持ちで妊活をのぞむことが大切です。
少しでもお役に立てれば幸いです。また何かございましたら、遠慮なくご連絡ください。