排卵日と基礎体温

◆ 基礎体温とは


 ■ 基礎体温とは、人間が生きていく上で最低限必要な体温のことをいいます。日常生活の中、起床してすぐにほとんど身を動かすことなく測った体温を基礎体温と言っています。
 ■ 基礎体温の正しい測り方ですが、朝目覚めたときの体温を測ること、毎日同じ時間で測ること、口の中で測ることの三つになります。




◆ 理想的なパータン





 ■ 高温期が12~14日間持続します。妊娠する場合高温期が続きます。妊娠しない場合低温期に入ります。
 ■ 高温期と低温期の差が0.3~0.5度です。
 ■ 低温から高温へ1~2日以内に移行します。人によって3日かかる人もいます。


この場合、排卵日検査薬は「 陰性⇒陽性⇒陰性 」の流れがあります。排卵日は特定しやすいです。




◆ 低温期が長く、高温期が短い





 ■ 高温期の短い場合、いい卵を作れない、卵子の発育が悪く、妊娠しにくい状態です
 ■ 排卵がある場合とない場合があります。
 ■ 排卵があっても、黄体機能不全で着床しにくいです。


卵子の成熟が悪く排卵が遅れ、その結果黄体ホルモンの分泌が悪くなります。 西洋医学では黄体機能不全、軽度の排卵障害などが考えられます。このタイプには、排卵日検査薬で陰性反応が継続し、排卵日を検知できないことがあります。




◆ 基礎体温の高温期が安定しない





 ■ 高温期の途中で体温が下がったり、上がったりするタイプです。
 ■ 排卵していますが、黄体機能不全で、妊娠しても流産しやすいそうです。


この場合、排卵日検査薬は正しく検査できますが、早期妊娠検査薬で偽陽性が出る場合があります。




◆ 体温の上昇が遅く、高温期への移行に時間かかる





 ■ 通常、1日で低温期から高温期に移行するのに、何日もかかります。
 ■ 排卵日がわかりにくいが、低温期の終わりごろに排卵していると考えられます。


このタイプは、排卵をしますが、着床しにくいことがあります。




◆ 体温の変動が激しい





 ■ ストレスが多く、自律神経が不安定な方によくみられます。


このタイプには、排卵日検査薬は陽性反応が継続し、正しく検査できないことがあります。




◆ 高温期がない、高温期が低い





 ■ 高温期と低温期の温度差が、0.3度未満で高温期の体温が低いです。

 ■ 無排卵です。卵巣機能不全、多嚢胞性卵巣、高プロラクチン血症などが考えられます。



このタイプには、排卵日検査薬は陰性反応が継続します。